2021年2月28日
エンリッチド・エアは、減圧の許容範囲を広げることのできる最新技術です。エンリッチド・エアで、エンリッチド・エア用のダイビング・コンピューターを使用し、マルチレベル・ダイビングをした場合には、空気でのダイビングに比べて時間的に余裕を持つことができます。
酸素と窒素の混合ガスを総称して『ナイトロックス』と言われてます。実は空気もナイトロックスになります。『エンリッチドエア』とは、酸素の割合が22%を超えるナイトロックスを総称して呼び、レジャーダイビングでは22~40%未満のエンリッチドエアを使用します。
通常の空気タンクより窒素が少ない!
エンリッチドエアでのダイビングをすると、空気に比べ身体に溶け込む窒素量が少ないため、いくつかの利点が得られます。
・ 減圧不要限界が延長される
・ 空気の減圧不要限界ギリギリでも、エンリッチドエアではまだ限界内
・ 反復潜水をすることにより、窒素の排出に効果があります!
☆身体にやさしいメリット
空気に比べ酸素の割合が多いため、連日の反復ダイビングをされる際にエンリッチド・エアを利用する事で、水中では『普段より疲れない』『ものがはっきり見える』『寒さを感じない』『呼吸がしやすい』など、ダイビング後は『頭が痛くならない』『すっきりしてる』『眠気がない』など、体感していただけることと、『減圧症のリスクが軽減できる』などがあります。
※講習トレーニング中に空気の設定のコンピューターとエンリッチの設定のコンピューターを比較して頂きます。
深度 | 空気(酸素21%) | EANx32(酸素32%) | EANx36(酸素36%) | ||
18m | 56分 | 95分 | 125分 | ||
20m | 45分 | 75分 | 95分 | ||
22m | 37分 | 60分 | 70分 | ||
24m | 29分 | 50分 | 60分 |
上記のように特に、水深が15m~30mのダイビング時に空気タンクとの差が発揮されます。
しかし、ダイビングステーションKANCHIではエンリッチド・エアを使ってのダイビングをする際、空気タンクと異なり水深が15m~30mに長時間滞在出来る事をメリットとして利用するのでは無く、空気タンクの減圧不要限界内でエンリッチド・エアを利用する事によって窒素が体内に溜まるリスクを軽減し、より安全にダイビングを楽しみたいと考えております。
また、エンリッチド・エア用のダイブテーブルの使用方法なども身につきますので、減圧理論に興味のあるダイバーにもオススメです。
エンリッチド・エアはダイビングの手段の1つです。 エンリッチド・エア・ダイバー・コースを受講することによって、エンリッチド・エアがどのような時に役に立つかという判断ができるようになることでしょう。
【講習スケジュール】
1)eラーニング修了後、eレコードをプリントアウト(スクショ)して宮古島へ
2)休憩中クイックレビュー(おさらいクイズ)10問を行なう
※コロナウィルス感染拡大防止の為(ダイビングの休憩時間中)にクイズを行っております
3)実技応用セクションとして、エンリッチド・エア・タンクの酸素の分析(アナライザーでの確認)2回に加え、海洋実習2ダイブ付き
エンリッチド・エアという特殊な気体を使用することにより、減圧不要限界を延長出来ますが、空気タンクを使用治の減圧不要限界内でダイビングする事により、空気タンクに比べより安全にダイビングを楽しめます。
PADIのカードは世界共通なので、エンリッチドエアを提供しているダイビングサービスであれば世界中どこの海でも利用することができます。
PADIエンリッチドエアダイバーSPコース | ||
講習期間 | 1日間(2ダイブ)3ボートのスケジュール時は追加ダイブ可 5,500円 | |
参加条件 | オープンウォーターダイバー以上 またはジュニアオープンウォーターダイバーで12歳以上当日Cカードとログブックを確認致します。 | |
講習料金 | ¥20,900円 (2021年キャンペーン) 2名以上でお一人様 ¥20,900円 →¥18,700円
(別途PADIにオンライン学習費 191ドル) | |
料金に含まれるもの | マニュアル(オンライン上) 申請料 乗船料 講習費 エンリッチド・エア タンク2本 | |
料金に含まれないもの | ドリンク ランチ レンタル器材代 美ら海協力金 |
キャンペーンで2名様以上実習費18,700円 なので、、、
※2ダイブファンが¥14300円ですので、実習費は実質¥4400円です。
1名様ですと20900円なので、実習費は6600円です。
通常のファンダイブをしながら学んで頂けます。
この機会にエンリッチSPを受講してみませんか??
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